四国霊場第二十五番札所~津照寺~

四国八十八ヶ所霊場 第25番札所「津照寺」(しんしょうじ)は、高知県室戸市にある由緒ある霊場。通称「津寺」、漁港を見下ろす石段の上に建つ海の守り寺。

高知県内の札所は24番〜39番の「修行の道場」と呼ばれ、長い距離と難所が続くお遍路の試練の段階。津照寺もそのひとつとして、修行心を養いながら参拝する重要な札所です。

写真:こうち旅ネット(高知県観光コンベンション協会)

第25番札所「津照寺」の見どころとは?

津照寺は、通称「津寺」、漁港を見下ろす石段の上に建つ海の守り寺。御本尊は楫取地蔵、宗派は真言宗豊山派、開基は弘法大師と伝えられています。境内には歴史を感じさせる伽藍が並び、四季折々の自然と仏教文化が調和した空間が広がります。

御詠歌:「法の船 入るか出づるか この津寺 迷う我身を のせてたまへや」

お遍路の道中で、この御詠歌を心の中で唱えながら参拝することで、より深い祈りの時間を過ごすことができます。

津照寺を参拝する3つのポイント

① ベストシーズン・参拝のおすすめ時期

境内は四季折々の表情を見せ、春の桜・夏の青葉・秋の紅葉・冬の静寂、いつ訪れても異なる風情があります。高知県は太平洋に面した温暖な気候で、特に春と秋が参拝に適したベストシーズンです。

② 所要時間の目安

参拝・納経・境内散策で30分〜1時間が目安。修行の道場は札所間の距離が長いため、1日に巡る札所数を絞り、余裕を持った計画を立てましょう。

③ お遍路に必要な持ち物・参拝の流れ

  • 白衣・輪袈裟・菅笠・金剛杖(お遍路装束)
  • 納経帳・納経軸・白衣のいずれか(御朱印用)
  • ろうそく・線香・お賽銭
  • お数珠(仏前で礼拝する際に使用)
  • 歩きやすい靴・防寒/防暑対策
  • 飲み物・タオル
写真:こうち旅ネット(高知県観光コンベンション協会)

津照寺の基本情報

  • 札所番号:第25番(津照寺 / しんしょうじ)
  • 本尊:楫取地蔵
  • 宗派:真言宗豊山派
  • 開基:弘法大師
  • 住所:高知県室戸市室津2652-イ
  • TEL:0887-23-0025
  • 納経時間:7:00〜17:00(季節により変動)
  • 駐車場:あり(普通車200〜500円程度の協力金)

津照寺へのアクセス方法

お車:高知自動車道の最寄りICから室戸市方面へ。詳細は基本情報の住所をご参照ください。

公共交通機関:JR最寄駅からタクシー・バスを利用。高知駅・室戸・足摺方面のバス便も利用できます。

津照寺とあわせて巡りたい近隣の札所

高知県の札所は24〜39番の「修行の道場」。津照寺の前後の札所や、隣県の代表的な札所も訪問計画に組み込んでおきましょう。

津照寺・お遍路に関するよくある質問

Q1. 納経時間(御朱印受付時間)は?

お遍路の納経時間は通常7:00〜17:00です。時間外は御朱印・納経をいただけませんので、計画的な参拝を心がけましょう。

Q2. 拝観料・駐車場代はかかりますか?

境内は基本無料で参拝できますが、駐車場代(普通車200〜500円程度)や宝物館の入館料が別途必要な札所もあります。

Q3. お遍路装束で参拝するメリットは?

白衣・輪袈裟・金剛杖などのお遍路装束は形式だけでなく、お接待を受けやすくなる、心を整えやすいなどのメリットがあります。レンタルや購入は1番札所霊山寺などで可能です。

Q4. 御朱印(納経)はどこで受けられますか?

各札所の納経所で500円程度で受けられます。納経帳・白衣・掛軸の3点セットで巡る方が多く、納経帳は700〜2,000円程度で購入できます。

Q5. 車で巡礼するのと歩き遍路、どちらがおすすめですか?

時間と体力に応じて選びましょう。車遍路は10〜14日で1周可能、歩き遍路は40〜50日かかりますが、より深い体験ができます。レンタカー・バスツアー・タクシー遍路も人気です。

Q6. 初心者でもお遍路を始められますか?

もちろん可能です。88ヶ所を一度に回る通し打ち以外にも、区切り打ち(数回に分けて巡礼)が一般的。1番から順に「順打ち」、逆順の「逆打ち」もあり、好みのペースで進められます。

まとめ|お遍路で必ず訪れたい第25番札所「津照寺」

四国八十八ヶ所霊場 第25番札所「津照寺」(しんしょうじ)は、通称「津寺」、漁港を見下ろす石段の上に建つ海の守り寺。高知県室戸市にお越しの際は、ぜひお遍路の旅の一日として組み込んでください。

写真提供:こうち旅ネット(高知県観光コンベンション協会)

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