四国八十八ヶ所霊場 第35番札所「清滝寺」(きよたきじ)は、高知県土佐市にある由緒ある霊場。山中腹の清滝の名所、厄除けの薬師如来として全国から参拝者が訪れる。
高知県内の札所は24番〜39番の「修行の道場」と呼ばれ、長い距離と難所が続くお遍路の試練の段階。清滝寺もそのひとつとして、修行心を養いながら参拝する重要な札所です。

第35番札所「清滝寺」の見どころとは?
清滝寺は、山中腹の清滝の名所、厄除けの薬師如来として全国から参拝者が訪れる。御本尊は厄除薬師如来、宗派は真言宗豊山派、開基は行基菩薩と伝えられています。境内には歴史を感じさせる伽藍が並び、四季折々の自然と仏教文化が調和した空間が広がります。
御詠歌:「澄む水を 汲むは心の 清滝寺 波の花散る 岩の羽衣」
お遍路の道中で、この御詠歌を心の中で唱えながら参拝することで、より深い祈りの時間を過ごすことができます。
清滝寺を参拝する3つのポイント
① ベストシーズン・参拝のおすすめ時期
境内は四季折々の表情を見せ、春の桜・夏の青葉・秋の紅葉・冬の静寂、いつ訪れても異なる風情があります。高知県は太平洋に面した温暖な気候で、特に春と秋が参拝に適したベストシーズンです。
② 所要時間の目安
参拝・納経・境内散策で30分〜1時間が目安。修行の道場は札所間の距離が長いため、1日に巡る札所数を絞り、余裕を持った計画を立てましょう。
③ お遍路に必要な持ち物・参拝の流れ
- 白衣・輪袈裟・菅笠・金剛杖(お遍路装束)
- 納経帳・納経軸・白衣のいずれか(御朱印用)
- ろうそく・線香・お賽銭
- お数珠(仏前で礼拝する際に使用)
- 歩きやすい靴・防寒/防暑対策
- 飲み物・タオル

清滝寺の基本情報
- 札所番号:第35番(清滝寺 / きよたきじ)
- 本尊:厄除薬師如来
- 宗派:真言宗豊山派
- 開基:行基菩薩
- 住所:高知県土佐市高岡町丁568-1
- TEL:088-852-0316
- 納経時間:7:00〜17:00(季節により変動)
- 駐車場:あり(普通車200〜500円程度の協力金)
清滝寺へのアクセス方法
お車:高知自動車道の最寄りICから土佐市方面へ。詳細は基本情報の住所をご参照ください。
公共交通機関:JR最寄駅からタクシー・バスを利用。高知駅・室戸・足摺方面のバス便も利用できます。
清滝寺とあわせて巡りたい近隣の札所
高知県の札所は24〜39番の「修行の道場」。清滝寺の前後の札所や、隣県の代表的な札所も訪問計画に組み込んでおきましょう。
- 第34番札所 種間寺(前の札所)
- 第36番札所 青龍寺(次の札所)
- 第23番札所 薬王寺(徳島県)(徳島最後の札所)
- 第40番札所 観自在寺(愛媛県)(愛媛・菩提の道場の始まり)
- 第75番札所 善通寺(香川県)(弘法大師誕生の地)
- 第88番札所 大窪寺(香川県)(結願の寺)
清滝寺・お遍路に関するよくある質問
Q1. 納経時間(御朱印受付時間)は?
お遍路の納経時間は通常7:00〜17:00です。時間外は御朱印・納経をいただけませんので、計画的な参拝を心がけましょう。
Q2. 拝観料・駐車場代はかかりますか?
境内は基本無料で参拝できますが、駐車場代(普通車200〜500円程度)や宝物館の入館料が別途必要な札所もあります。
Q3. お遍路装束で参拝するメリットは?
白衣・輪袈裟・金剛杖などのお遍路装束は形式だけでなく、お接待を受けやすくなる、心を整えやすいなどのメリットがあります。レンタルや購入は1番札所霊山寺などで可能です。
Q4. 御朱印(納経)はどこで受けられますか?
各札所の納経所で500円程度で受けられます。納経帳・白衣・掛軸の3点セットで巡る方が多く、納経帳は700〜2,000円程度で購入できます。
Q5. 車で巡礼するのと歩き遍路、どちらがおすすめですか?
時間と体力に応じて選びましょう。車遍路は10〜14日で1周可能、歩き遍路は40〜50日かかりますが、より深い体験ができます。レンタカー・バスツアー・タクシー遍路も人気です。
Q6. 初心者でもお遍路を始められますか?
もちろん可能です。88ヶ所を一度に回る通し打ち以外にも、区切り打ち(数回に分けて巡礼)が一般的。1番から順に「順打ち」、逆順の「逆打ち」もあり、好みのペースで進められます。
まとめ|お遍路で必ず訪れたい第35番札所「清滝寺」
四国八十八ヶ所霊場 第35番札所「清滝寺」(きよたきじ)は、山中腹の清滝の名所、厄除けの薬師如来として全国から参拝者が訪れる。高知県土佐市にお越しの際は、ぜひお遍路の旅の一日として組み込んでください。

